20代の多くの人が、将来のキャリアに不安を感じることがあるはずです。変化の激しい現代社会において、どのようなスキルを身につけるべきなのかお悩みの方もいるでしょう。20代のうちに資格を取得しておくことで、将来に可能性を大きく広げることができます。今回は、20代のうちに取得しておきたい、コスパ最強の資格をご紹介します。
20代のうちに将来取得すべきコスパ最強資格とは?
ここでいうコスパとは、取得までの勉強時間と、それに対する資格取得後に受けられる恩恵がどれほどのものかという点です。
具体的には、勉強時間が短く、就職が有利になったり、ある程度の収入が見込めるものや、勉強時間は多くを要するものの取得後は将来にわたって安泰となるものなどが挙げられます。
コスパ最強資格とは、つまり取得までにかかる時間と取得後の利益がバランスが良い資格です。
世の中には数多くの資格があるので、どの資格を取れば良いのかを判断することが難しいこともあるので、今回は3つに絞ってご紹介します。
ITパスポート試験
ITパスポート試験は、ITリテラシーを証明できる国家資格です。ITの基礎知識から、セキュリティ、ネットワーク、データベースまで幅広い分野をカバーしています。
この資格を取得することで、IT業界への就職や転職に有利になります。特に、IT業界を目指していなくても、ITスキルは今や全ての業界で必要とされており、ITパスポート試験に合格することで、社会人としての基礎力をアピールできるでしょう。
嬉しいことに、勉強時間は100~150時間程度と、比較的短期間で取得可能です。試験は47都道府県で随時行われており、予約さえすればいつでも受験可能となります。合格率も50%程度と言われており、国家資格の中では高い合格率の資格でもあります。
しかし、資格者だけが業務をすることができる業務独占資格ではないことや、専門性が高い資格ではないため、その意味が分かりづらく感じる人もいるようです。
それでも、れっきとした国家資格であり、社会人として働いていく上で持っていることはプラスに作用することは間違い無いでしょう。
日商簿記検定2級
日商簿記検定2級は、ビジネスの基礎となる会計知識を習得できる資格です。財務諸表の読み方から、原価計算、管理会計まで、実践的な内容を学べます。
この資格を持っていれば、経理や財務の仕事に就くチャンスが広がります。また、簿記の知識は、起業する際にも役立ちます。自分の事業の財務状況を正しく把握し、適切な経営判断を下すことができるようになるでしょう。
2級を取得できると、実務に必要な知識があることの証明になり、会計事務所への就職や転職がしやすいと言われています。
日商簿記検定2級の勉強時間は200時間前後と、少し時間はかかりますが、将来のキャリアに大きく影響する資格です。合格率は20%に届かない程度と言われており、10人に2人程度が合格できる計算になります。
合格率からも分かる通り、難易度は高い試験と言えますが、取得後に開かれるキャリアを考えると、挑戦する価値にある資格とも言えるでしょう。
TOEIC L&R 800点以上
TOEIC L&Rは、グローバルに通用する英語力を測定する試験です。800点以上のスコアを取ることで、ビジネスレベルの英語力をアピールできます。
この資格があれば、外資系企業や海外転勤のチャンスが増えるでしょう。グローバル化が進む現代社会において、英語力は必須のスキルと言えます。
ビジネス面でも英語が身につくメリットをあげればキリがないほどですが、プライベートでも有益なことは簡単に想像できるでしょう。
このように、TOEIC L&Rで高得点を取れば、世界中で活躍できるチャンスが広がりますが、勉強時間は300時間以上と、かなりの努力が必要です。
しかし、英語力は一生モノのスキルとも言え、20代のうちに身につけておくことで、将来の選択肢が大きく広がるはずです。
資格取得費用はどうする?リゾートバイトで一気に貯めるのがおすすめ
今回ご紹介したコスパ最強資格を取得することで、将来の可能性は大きな広がりを見せるでしょう。ITパスポート試験、日商簿記検定2級、TOEIC L&R 800点以上。どの資格も、20代のうちに挑戦する価値は十分にあります。
しかし、資格取得には時間とお金がかかるものです。学業や仕事との両立が難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな時にはリゾートバイトがおすすめです。短期間に集中して働くことで、資格取得費用を一気に貯めることが可能で、住み込みで働きながら資格取得に向けた勉強をすることもできます。
さらには、新たな環境に飛び込むことで、これまでにない出会いや経験が待っているかもしれません。20代のうちに将来に向けた資格取得を検討している方は、ぜひリゾートバイトもご検討ください。