北海道を自転車で巡る絶景ロングライドプラン

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2024.05.24(最終更新

北海道は、雄大な自然が広がる自転車旅行のメッカです。海岸線を走れば大パノラマが広がり、山岳地帯を走れば絶景が待っています。道路は平坦で走りやすく、気候も時期によっては過ごしやすいため、自転車旅行に最適な環境が整っています。

本記事では、10日間で北海道を巡る自転車ロングライドのモデルプランをご紹介します。見どころの観光スポットや注意点、ルート概要など、計画的に北海道の大自然を満喫できる情報が満載です。自転車で北海道を巡る絶景の旅に出かけましょう。

北海道自転車ロングライドモデルコース

このモデルコースは、以下のルートを10日間で周遊するプランです。

  1. 新千歳空港 → 小樽 → 積丹半島 → 室蘭 → 苫小牧
  2. 苫小牧 → 洞爺湖 → 登別 → 伊達 → 森町
  3. 森町 → 八雲 → 熊石 → 阿寒 → 釧路
  4. 釧路 → 根室 → 中標津 → 斜里 → 羅臼
  5. 羅臼 → 網走 → 美幌 → 旭川 → 富良野 → 札幌

総走行距離は約1,000km。1日あたり80~120kmのペースで走行します。あくまでモデルコースなので、宿泊地や見どころスポットなどは適宜調整が可能です。

最適な時期

北海道を自転車で巡る際、最適な時期は一般的には5月から10月頃と言われています。冬は雪の影響で自転車での走行が難しい場合が多く、それ以外の季節も比較的に平均気温が低い為、前述した時期がベストです。

雨が降りづらかったり、その期間中に観光イベントが多いことも5月から10月に旅行する際のメリットと言えるでしょう。

見どころスポット

このコースでは、以下のような見どころスポットを巡ります。

小樽運河

北海道を代表する観光地の小樽運河。小樽運河は、歴史ある倉庫群が並ぶロマンチックなエリアです。運河沿いを歩くと、ガス灯が灯る夜景やガラス工芸品店などが楽しめます。観光船も人気です。

積丹ブルー

積丹ブルーは、透明度の高い美しい海が広がる積丹半島の名所です。特に神威岬からの絶景は圧巻で、ダイビングやシュノーケリングも人気です。青の洞窟も必見です。

洞爺湖

洞爺湖は、四季折々の自然が美しいカルデラ湖です。中島へのクルーズや、湖畔の温泉、そして夏の花火大会が見どころです。昭和新山や有珠山の火山活動も観察できます。湖畔からの眺めが素晴らしいです。

釧路湿原

釧路湿原は、日本最大の湿原で、多様な動植物の宝庫です。特に丹頂鶴の生息地として知られ、展望台や遊歩道から湿原の雄大な景色を楽しめます。木道を走れば原生林を体感することも可能です。

知床半島

知床半島は、ユネスコ世界自然遺産に登録された手つかずの自然が残る地域です。クルーズで見られる流氷や、野生動物との遭遇、トレッキングなどのアクティビティが充実しています。

富良野・美瑛

富良野・美瑛は、美しいラベンダー畑とパッチワークのような丘陵地が広がる地域です。夏の花々や四季彩の丘、冬のスキーリゾートなど、季節ごとに異なる魅力が楽しめます。青い池も必見の絶景です。

美瑛にある青い池の写真です。季節は夏です。
北海道には魅力的な観光名所が沢山あります。
写真の『青い池』も、とても美しく是非とも一度は訪れたい観光名所です!!

注意点とおすすめギア

自転車ロングライドを楽しむためのポイントは以下の通りです。

注意点

  • 天候の変化に注意が必要。防寒具の準備を怠らない
  • 熊出没の可能性があるので、ベル、スプレーなどの携帯が必須
  • 走行ルートの道路状況と交通量をリサーチする
  • 装備の補給ができる町の場所を確認する

おすすめギア

  • ロードバイクまたはツーリングバイク
  • フロントとリアの荷物押さえ
  • ヘルメット、グローブ、サングラス
  • 雨具、防寒着
  • 補給食、筋肉痛ケア用品

自転車旅行について、事前の準備や持ち物について等の基本情報をまとめた記事はこちら。気になる方は是非ご一読ください!!

まとめ

北海道は自転車旅行に最適な地です。大自然の絶景を堪能しながら、のんびりとしたペースで走れる道が多数あります。本記事で紹介した10日間の自転車ロングライドプランを参考に、ぜひ北海道を自転車で巡る旅に出かけてみてください。

事前に装備を準備し、天候や道路状況をリサーチしておけば、安全に北海道の大パノラマを満喫できるはずです。自転車で巡る北海道の絶景に、きっと感動するでしょう。

この記事書いた人

株式会社グッドマンサービス

山口 翔平