バイトでも社会保険に入れるの?社会保険で得られる様々なメリット

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2024.06.25(最終更新

『社会保険ってそもそもどんなもの?』『正社員じゃなくても適用されるの?』など、社会保険に対して疑問をお持ちの方は多いと思います。
今記事では、「バイト」の視点から見た社会保険について、その加入条件や社会保険の種類、そのメリットなどについて詳しく解説します。バイトの視点から見た社会保険について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

社会保険とは?

社会保険とは、労働者が安心して働くための保障制度の一つです。これには、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険などが含まれます。これらの保険は、病気や怪我、失業、老後の生活など、さまざまなリスクに備えるためのものです。何かあった際にも、安心して暮らせるというメリットがあります。

社会保険の種類

  1. 健康保険: 病気や怪我の治療費をカバーします。本来かかる治療費の一部(3割など)を負担するだけで済みます。
  2. 厚生年金保険: 老後の生活を支える年金です。会社が半分払ってくれるため、将来もらえる年金額が増加します。
  3. 雇用保険: 失業時に一定の収入を保障します。急に失業しても生活ができるように、再就職までの生活をサポートするシステムです。
  4. 労災保険: 仕事中の事故や病気に対する補償を行います。

社会保険の重要性

社会保険は、個人のリスクを分散し、安定した生活を支えるために非常に重要です。特に若い世代にとっては、将来のリスクに備えるための大切な制度となっています。

社会保険の加入条件と手続き

健康保険と厚生年金の加入条件

正社員の3/4以上の労働をする場合、バイトやパートでも社会保険に加入できます。具体的な条件は以下の通りです。

  1. 1週間の所定労働時間および1か月の所定労働日数が正社員の4分の3以上であること。
  2. 2か月以上の雇用見込みがあること。

加入条件の判断は、常時、正社員の4分の3以上になると分かったタイミングで行います。一時的にシフトが増えただけでは加入対象になりません。また、最初の雇用契約が2ヶ月以内の期間を定めている場合には、条件にあてはまっていても加入できませんが、契約期間が2ヶ月を超えるか、超えることがわかった時点で加入できるようになります。

なお、40歳から64歳までの従業員は健康保険の保険料の中に介護保険料も含まれます。

正社員の3/4未満の労働での加入条件

勤務時間や日数が正社員の4分の3未満でも、以下の5つの基準を満たしていれば社会保険に加入できます。

  1. 週の所定労働時間が20時間以上であること
  2. 賃金月額が月8.8万円(年約106万円)以上であること
  3. 雇用期間が2ヵ月を超える見込みがあること
  4. 従業員101名以上の勤務先であること(2024年10月からは51人以上に拡大予定)
  5. 学生でないこと(夜間や定時制など、学生でも加入できる場合もあります)
アルバイトが社会保険に加入する際の、詳細な条件をわかりやすくまとめた表です。
正社員の3/4未満の労働時間でも、上記の加入条件に該当すれば、社会保険に加入することが可能です。

政府広報オンラインが2024年6月14日に発表した、パート・アルバイト向けの社会保険に関する記事もございますので、こちらもご活用ください!※政府広報オンラインHP

リゾートバイトでも社会保険に加入可能

前述したように様々なメリットが存在する社会保険ですが、リゾートバイトでももちろん加入することが可能です。リゾートバイトは、全国各地にある勤務地で3ヶ月などの一定期間、住み込みで働くという働き方です。

リゾートバイトとは?

リゾートバイトの雇用形態は基本的に契約社員(有期雇用でフルタイムで働く)という形式をとるため、社会保険に加入する場合がほとんどです。

『バイトするなら社会保険などの福利厚生がしっかりしたところが良い』『なかなかシフトに入れてもらえず、希望の時間以上働かせてもらえない』などとお考えの方にはリゾートバイトがおすすめです!

リゾートバイトは社会保険以外にも様々なメリットがあり、昨今注目を集めています。

『高時給』『寮費、光熱費無料』『温泉入りたい放題』『友人同士で働ける』など、魅力的な求人が豊富に存在するので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください!

まとめ

今回はバイトとしての社会保険の加入条件について、その詳細をまとめてみました。社会保険に加入することで、就労時の様々なリスクが回避できたり老後の安心が得られたりと、様々なメリットがあることがお分かり頂けたかと思います!

リゾートバイトは社会保険に加入できること以外にも魅力的なポイントを沢山ご用意して皆様をお待ちしておりますので、是非一度チェックして頂けると幸いです!!

この記事書いた人

株式会社グッドマンサービス

山口 翔平