そもそも「汚さ」とは、人によって感じ方が変わってくるものです。綺麗好きの人にとっては、『汚すぎてこんなところには住めない!!』と感じる寮でも、人によっては、『このぐらいなら暮らせるかな?』と感じるといった事も起こり得ます。
では、どういったところに『寮の汚さ』を感じる可能性があるのでしょうか?まずはどんなポイントにご自身が汚さを感じるかをはっきりとさせた上で、該当する寮に当たらないような選択をすることが重要だと言えます。
リゾートバイトの寮は汚い?気になる実状を解説!!
泊まり込みで一定期間働くというスタイルをとるリゾートバイト。リゾートバイトの求人には寮費無料のものがたくさん存在しており、家賃がかからないという点はリゾートバイトの大きなメリットの一つでもあります。
一定期間生活をする寮なので誰もがその環境について気になるところですが、結論から言うと、リゾートバイトの寮には、「綺麗な寮」も「汚い寮」も双方存在します。「寮費無料」は素直に喜ばしい点ですが、『無料故に狭かったり、汚かったりするのではないか?』という不安がわいてくるのも至極自然な考え。
今回は「リゾートバイトの寮にはどんな種類があるのか」「汚い寮に当たらないためのコツ」「実際の寮紹介」等、その実状について徹底解説していきます!!
目次
そもそも『汚い寮』とは?
(1)築年数が古い
建物自体の築年数が古く、老朽化等が感じられるパターンです。掃除が行き届いていたとしても、建物自体の古さに汚さを感じてしまう方はいらっしゃるかもしれません。
(2) 純粋に掃除が行き届いていない
築年数は浅いが掃除が行き届いておらず、汚さを感じるパターンです。建物自体がどんなに新しく綺麗でも、定期的な掃除がなされずに使用するスペース自体が汚れていたら、汚いと感じるのが普通だと思います。
(3) 虫が出る
建物自体には問題は無くとも、虫が出るパターンです。基本的に虫は自然界(屋外)で暮らしているものなので、そんな虫が寮に出たら汚いと思う方もいらっしゃるかと思います。
虫が苦手な方には綺麗汚いに関わらず、「虫が出るだけで無理!!」という方も。
虫が苦手な方は北海道等の寒く、虫が少ない地域で仕事を探すといった配慮をしてみてもいいかもしれません。
寮の種類
一口に寮と言ってもその種類は大きく分けて5つあり、下記のタイプに分かれます。
(1)1R個室タイプ
リゾートバイトで最も一般的なタイプの寮。派遣先が借り上げているアパートで一人暮らしをするイメージを持っていただければわかり易いかと思います。基本的な家電は揃っていることが多く、プライベートを守りやすい一番人気のあるタイプの寮と言えます。
(2)一部共用で寝室だけ個室タイプ
寝室は個室で、一部共用部分があるタイプの寮です。ルームシェアの生活を想像して頂ければわかり易いかと思います。具体的な共用部分としては、「トイレ」「洗面所」「お風呂・シャワー」「冷蔵庫」「洗濯機」「キッチン」等が挙げられます。
これら全てが共用の寮も、どれか一部だけ共用の寮もどちらも存在するため、『洗濯機の共用は嫌だ!!』等思われる方は、事前に共用部分の確認をお勧めします。
(3)客室寮
大型ホテル等の求人によく見る、ホテルや旅館の客室をそのまま寮として使用するパターンです。お客様が泊まる客室なので、綺麗さでいえばピカイチ。通勤に時間が掛からないといった点もメリットです。
懸念点としては「キッチン」「洗濯機」等は客室にはついていないことが多い為、個室で全て完結させたい方は注意が必要です。
(4)相部屋寮
2人以上の複数人で1つの部屋を使用するタイプの寮です。1部屋に2段ベッドが2つ用意されており、4人で1部屋を使用する等のパターンがあります。
「リゾートバイトを通して友人を作りたい!」とお考えの方にオススメで、同僚とコミュニケーションをとる機会が個室寮に比べ圧倒的に多い為、友人作りには持って来いです!ただし、個室寮に比べて圧倒的にプライベートの時間が少なくなるため、一人の時間を大切にしたい方には向かないかもしれません。
(5)友人、カップル寮
リゾートバイトには、「カップル歓迎」「友人同士歓迎」といった求人も存在しています。同性の友人同士で相部屋を希望する際は、比較的簡単に相部屋寮を利用できることが多いですが、いくら友人であっても四六時中一緒にいたいという方は珍しい為、別々の個室寮を希望するパターンが多い傾向にあります。
カップルで同部屋を希望される方もおり、対応している寮も存在しています。ただし、リゾートバイトの寮は基本的に男女で分かれていることが多く、リゾートバイト.comでも全体の求人の5%と比較的少なくなっています。彼氏さんは男子寮、彼女さんは女子寮と別れて入寮するパターンが一般的です。
友人、カップル歓迎のお仕事検索には、こだわり検索をご利用ください。
寮の設備も大事なポイント
綺麗さは勿論重要なポイントですが、綺麗なだけで必要な設備が整っていなければ寮で快適に過ごすことは難しいです。Wi-fiや冷蔵庫、洗濯機、風呂トイレ、冷暖房設備等、それらが用意されているかいないかで寮の満足度は変わってきます。
寮の綺麗さのみに気を取られてしまい、設備の確認を怠ってしまうと就労中の寮での暮らしに不満が出てきてしまうことも…。ご自身で理想の寮の設備を想像し、それらが揃っているか事前に確認することが重要です。
汚い寮に当たらないためのコツ
冒頭で寮には「綺麗な寮」と「汚い寮」双方が存在するとお伝えしましたが、綺麗な寮に巡り合うためにはどうすればよいのでしょうか?
(1)寮の写真が掲載されている求人を探す
求人によっては実際の寮の写真が掲載されているものが存在します。実際の写真を見ることが、寮生活をイメージするうえで一番の近道かも知れません。ただし、掲載されている写真を撮影した時期が古い可能性や、求人先が複数の寮を保有している可能性を考慮することも忘れないようにしましょう。
(2)派遣会社の担当の方に寮の詳細を訊ねる
綺麗な寮を希望していることを派遣会社の担当に伝えるというのが、綺麗な寮に確実に巡り合うための方法。汚い寮の場合、わざわざ「汚い寮です」と詳細に明記することは考えにくいです。派遣会社の担当は詳細を訊ねられればきちんと答えてくれますし、嘘を伝えたり詳細を隠すような派遣会社は契約するべきではないとも言えます。
実際に行ってみたら聞いていた寮と違った場合などの時の為に、行く前にしっかりと確認しておくことがトラブルの防止の対策のためにも大切です。
実際の寮の例
こちらではリゾートバイト.comが紹介先として求人を掲載している、ホテルの寮を実際の写真を交えてご紹介できればと思います。1つの建物に複数の部屋が存在する1R個室寮で、設備としてはユニットバス、冷暖房、冷蔵庫、室内洗濯機、テレビ等が用意されていました。床はフローリングで、掃除は行き届いており、汚いという印象は全くありませんでした。
築年数や、掃除が行き届いているかによっても寮の印象は大きく変わってきます。前任者の退去時に、きちんとした掃除が行われていない可能性も考えられる為、コロコロ等の簡単な清掃グッズを用意していくのもいいかもしれません。
リゾートバイトに持っていくと良い便利グッズを知りたい方は、別記事「リゾートバイトに持っていくべき便利グッズ集」にてご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
まとめ
今回はリゾートバイト先の寮について詳細をまとめてみました。当初は基本無料で住むことができる寮に汚いイメージをお持ちの方もいらっしゃったかもしれません。
ただし、実際には汚い寮ばかりというわけではなく、一方で汚い寮が一定数存在しているのも事実。そこで重要なのはその選び方です。
汚さを感じる点は人それぞれであるため、ご自身が汚いと感じるポイントをはっきりさせた上で、納得のいく寮を扱っている求人に応募するということが大事になってきます。
寮の綺麗さに加え、設備等トータルで見た時に満足度の高い寮があるお仕事に巡り合えることを祈っております!!
この記事書いた人
株式会社グッドマンサービス
マーケティング課 山口