リゾートバイトについて「稼げない」という声を耳にすることがあります。確かに、時給1,000円前後の求人も多く、一見すると高収入は期待できないように思えます。

しかし、これは一面的な見方に過ぎません。住み込みで家賃や光熱費が不要なことや、食事付きの案件も多いことを考慮すると、実質的な収入は決して低くないと言えます。

むしろ、支出が少ないことで手元に残るお金が多く、貯金が貯めやすい事がリゾートバイトのメリットです。

実際の収入例を見てみると、繁忙期の高原リゾートでは月収25万円以上稼ぐケースもあります。スキー場のリフト係では、繁忙期に月収30万円を超えることも。

ただし、これらは好条件が重なった場合の例であり、一般的には月収15〜20万円程度が平均的な水準となっています。

給料としては、超高額とは言えないものの、一人暮らしをしながら働くことを考えると、支出が圧倒的に少ないため、比較するとしっかり稼げているのが分かるのではないでしょうか。

リゾート施設では、シーズンによって来客数に大きな差があります。オフシーズンは稼働が少なく、シフトが減少することも。

シフトに入れないと、当然ですが給料は発生しないので、住み込みで現地に入っているにも関わらず稼ぎはあまり良くないでしょう。

しかし、リゾートバイトでは通年忙しい派遣先や、稼ぎたい人は時期によって働くエリアを変えながら働くことも可能です。

繁閑の差によるシフトの減少が気になる場合は、派遣会社の担当に事前に相談をして、シフトにしっかり入れる派遣先を探しておきましょう。

元々、親の扶養に入っている方は、年間で103万円を超える収入があった場合、扶養から外れることになります。

103万円以下の場合、給料がそのままの額振り込まれますが、超えてしまうと所得税が発生します。

年間130万円前後の収入の場合、103万円の収入の人と手取り額がほとんど変わらなくなってしまうので、事前に確認しておくと良いでしょう。

こういったことを知らない人は、結果的に稼げなかったと感じてしまうかもしれません。

リゾートバイトで人気の高い沖縄は、時給相場が他エリアに比べて安い傾向にあります。派遣先は、他エリアと変わらずホテルなどの宿泊施設が多く、仕事内容に大差があるわけではありません。

しかし、エリアによって相場にも違いがあり、時給に差が発生します。リゾート地で働けることを目的とする求職者も多く、沖縄で働きたかった人にとっては稼げないと感じる可能性もあります。

時給は多少安くなっても、沖縄で稼ぎながら一夏を過ごせることをメリットと感じる人が多く、時給は他エリアより安くても、応募をする人は全国トップクラスです。

稼ぐことを目的とするなら、シンプルに時給が良くて、シフトにしっかり入れるところが良いでしょう。

リゾートバイトの特性上、時給よりも働きたいエリアを優先順位高く考える人が多くいます。

真夏の沖縄やスキーシーズンの北海道など、旅行で行こうとしたらかなり高額なところを、稼ぎながら無料で住み込んで、休日は観光を満喫できるメリットがエリアの優先度を高くしている要因と考えられます。

しかし、仕事を探す範囲を日本全国に広げて考えてみると、時給がより高いところがあるかもしれません。

また、エリアだけでなく職種によっても時給は変動します。たとえ未経験でも時給が良い職種にチャレンジすることも必要でしょう。

リゾートバイトを探すときに、派遣会社がいくつか見つかると思います。それぞれが求人サイトを持っており、数多くの求人を掲載している事が特徴です。

そこでポイントとなるのは、各求人サイトに掲載されている求人の多くは、他の求人サイトでも同時に募集をかけているものという点です。

この状態で何が起きているかと言うと、実は同じ派遣先、同じ仕事内容でも、派遣会社によって時給に差が発生しています。

リゾートバイトは、派遣契約なので、リゾートバイトスタッフの雇用主は派遣会社になり、派遣先の企業は派遣会社に派遣料を支払っているだけです。

つまり、派遣料から利益をいくら残すのかを派遣会社ごとに決めて、時給が設定されています。

リゾートバイト.comでは、業界No. 1高時給で各求人を掲載していますので、同じ派遣先に行くのであれば、時給が少しでも高い派遣会社から応募すると良いでしょう。