転職後にやりたいことが見つからない人の主なケースとして、以下の3つをご紹介します。何をやりたいのかがわからない方は、ご自身がどのケースに当てはまるのかを考えてみると良いかもしれません。
転職したいけどやりたいことが見つからない方へ~成功する転職活動のポイント~
転職を考えているものの、「やりたいことが見つからない」と悩む方は少なくありません。しかし、やりたいことが明確でなくても転職は十分可能です。今回は、やりたいことが見つからない主なケースの紹介や、やりたいことを見つけるための考え方、リゾートバイトを活用した効果的な転職の合間の活用法などを解説します。
目次
転職したいけどやりたいことが見つからないケース
自己分析が不十分なケース
これまでの経験や、自分の得意分野、価値観などの整理が十分でないケースです。ただ漠然と考えるのではなく、自分に対して客観的に分析をすることで見えてくるものがあるでしょう。
どうしても分析が難しいという方は、キャリアカウンセラーなどに相談をすることで、自己分析の手助けをしてもらうこともできます。
将来のビジョンが描けないケース
特に若手社会人に多いパターンです。「10年後の自分」を想像することは難しく、理想の将来像が描けないために、やりたいことも見つからないという状況に陥りやすいのです。
子どもの頃のように夢だけを語ることもできず、現実的な選択肢にも魅力を感じないという葛藤の中で、進むべき道に迷ってしまう。しかし、将来のビジョンは自分次第とも言え、最後は自分で決めるしかありません。
若い人は特に、選択肢は自由に与えられている分、悩みも尽きない状況になってしまうケースです。
職種や業界の知識不足
世の中には数多くの職種や業界が存在しますが、その多くを知らないために選択肢が限られてしまうケースです。
例えば、一概にサラリーマンといっても、営業や事務など職種はさまざまなで、給料形態や働き方も大きく異なります。
稼ぎたいという目標があるのに、稼ぎづらい職種を選んでしまっては意味がありません。情報収集を進めることで、新たな可能性が見えてくることも多いでしょう。
やりたいことを見つけるためのアプローチ
皆さんに当てはまるケースはありましたでしょうか。ただ、いずれのケースにせよ、答えを急ぐのではなく、適切なアプローチが大切です。
そこで、まずは自己分析から始めてみましょう。これまでの経験の中で、以下のような点を振り返ってみてください。
・仕事で成果を上げられた経験
・長時間集中して取り組めた業務
・周囲から評価された経験
・ストレスを感じずに続けられた仕事
これだけでは、わかりづらいと思いますので、自己分析をする実例を出してみました。実例を参考にして、自己分析を進めてみましょう。
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【過去の経験の振り返り】
現在の営業職を3年間経験し、「何か違う」と感じているAさん。まず、これまでの経験を時系列で整理しました。
学生時代:
サークルの会計係を担当し、細かい数字の管理が得意だと気づく
アルバイトのシフト管理を任され、効率的なスケジュール作成を評価される
現在の仕事:
営業ノルマは達成できているが、心から楽しめていない
顧客データの分析や報告書作成に没頭できる
チーム内の業務効率化の提案が評価される
【自分の特徴の分析】
強み:
数字への強い関心
効率化や改善への意識が高い
正確な事務処理能力
弱み:
積極的な営業活動に苦手意識
急な状況変化へのストレスが大きい
【やりがいを感じる瞬間の分析】
データを整理して傾向を見つけ出せたとき
業務の無駄を見つけて改善できたとき
チームの業務効率が上がったとき
この分析から、Aさんは営業職よりも、データ分析や業務改善に関わる仕事の方に適性があることが見えてきました。このように、具体的な経験を掘り下げることで、自分の本当の強みや興味が見えてくることがあります。
転職活動の進め方情報収集を徹底する
自己分析の結果、進むべき道はうっすらでも見えてきたでしょうか。見えた人は狙いを絞って情報収集を進める段階に入ってください。
もし全く見えてこないという方も、求人サイトやエージェントを通じて、様々な職種や業界の情報を集めてみましょう。未知の分野にこそ、自分に合った仕事が眠っている可能性があるかもしれません。
条件の優先順位を決める
給与、勤務地、労働時間など、自分にとって譲れない条件を明確にします。これにより、効率的な求人探しが可能になります。
実際の企業研究を行う
興味を持った企業については、より詳しい研究を行います。企業の理念や文化、将来性などを確認することで、自分との相性を見極めることができます。
年代別のアプローチ方法
情報収集をする際に、年代別で高価的なアプローチ方法があります。それぞれ強みが違うので、全員に当てはまる物ではありませんが、一般的なケースとして捉えてもらえると良いでしょう。
例えば20代の場合は、若さがありさまざまな可能性に挑戦できる時期です。未経験の職種にもチャレンジしやすく、企業側も柔軟に検討してくれることが多いでしょう。
30代になると、これまでの経験を活かせる方向性を探ることが重要になります。まだまだ未経験の分野にも挑戦できる年代ではありますが、専門性を深める選択をすることを念頭に置きながら情報収集することをおすすめします。
40代以降の場合は、培ってきた経験やスキルを最大限に活かせる職種を選ぶことが賢明です。管理職などを経験している人も多くいる年代になっており、その経験やノウハウは多くの企業で重宝されるでしょう。
転職にお悩みの方は、リゾートバイトに挑戦してみよう!
ここまで、自己分析や情報収集の方法を解説してきましたが、やりたいことは見つかったでしょうか。もし、まだ見つかっていない人は、考えるより行動をしてみると良いかもしれません。
前職を辞めて転職活動を行なっている方、または退職を検討している方には、次の就職までの合間の期間にリゾートバイトをすることがおすすめです。
リゾートバイトは、転職の合間に活用する社会人の方が非常に多く、新たな出会いや経験を得られることで、これまでになかった刺激を受けることができるでしょう。
リゾートバイトは、リゾート地にあるホテルや旅館に住み込みで働くことが基本となっており、リゾート地で過ごす日々はまさに非日常です。
寮費、水光熱費が無料、食費も最低限の費用で提供してくれるところが多く、転職の合間の資金繰りも心配いりません。
むしろ、普通に一人暮らしをするよりも、貯金に回せる額が多く、リゾートバイトで資金を貯めて留学をするなんてことも視野に入れることができるでしょう。
また、リゾートバイトは自由度が高い点もメリットです。最初に決めた期間は働き続ける必要がありますが、それ以降は思い立った時に次の行動に移ることができます。
最初の契約も、1ヶ月〜3ヶ月程度が一般的で、やりたいことが見つかった時にすぐに動ける仕事も珍しいのではないでしょうか。転職でお悩みの方は、ぜひリゾートバイトをご検討ください。
まとめ
今回ご紹介してきたように、やりたいことが見つからない状態でも、適切なアプローチを取ることで、充実した転職活動は十分に可能です。
むしろ、狙いが定まっていないことで先入観にとらわれない分、より広い視野で自分の可能性を探ることができます。重要なのは、自己分析と情報収集を丁寧に行い、段階的にキャリアの方向性を見出していくことです。
必要に応じて専門家のサポートを受けながら、じっくりと転職活動を進めていくことをおすすめします。
もし、それでも見つからない場合には、リゾートバイトを活用して、新たな道を切り開くきっかけを見つけにいくことも良いと思います。
この記事書いた人
株式会社グッドマンサービス
マーケティング課 山口