ワーキングホリデーに必要な費用は国によって大きく異なりますが、渡航前に最低限準備すべき金額は80万円程度です。この金額の内訳として、まずビザ申請料が3万円から7万円必要です。
航空券は行き先はもちろん時期による変動も大きいため、ここでは8万円から15万円ほどと設定します。また、海外旅行保険は年間で25万円前後が目安となります。
最も重要なのが、現地での生活費です。仕事が見つかるまでの期間(平均2~3ヶ月)の生活費として、月15万円計算で最低45万円は必要です。特に家賃の支払いや食費、交通費など、収入が得られるまでの期間を乗り切るための資金は必須となります。
お金がなくてもワーホリに行ける?実際に必要な資金と最適な資金調達方法

海外で働きながら留学ができることで、初期費用が賄えれば海外生活が送れるワーホリ。18歳から30歳以下が対象となる特別なビザ制度です。
一年間留学をする費用を事前に貯めることは、ハードルが高いと感じる人が多いですが、初期費用だけであれば手の届く範囲ということで、人気が高い制度となっています。
しかし、初期費用だけでも安い金額ではないので、簡単に行けるものではありません。今回は、ワーホリに行くために必要な資金と、お金がなくてもワーホリに行く方法を解説します。
目次
ワーホリに必要な最低限の資金
国別の必要資金と特徴
オーストラリア(初期費用が比較的安い国)
オーストラリアのワーホリには、最低でも80万円程度の資金が必要です。内訳としては、ビザ申請料が約6万円、往復航空券が約15万円、海外旅行保険が約25万円、そして最低3ヶ月分の生活準備金として約45万円が目安となります。
オーストラリアの最大の魅力は、充実した賃金システムです。最低賃金は時給23.23AUD(約2,382円)と日本の約2倍の水準で、土日や祝日には25%から200%の割増賃金が適用されます。
週40時間を超える残業も50%増しとなるため、フルタイムで働けば月収30万円以上を稼ぐことも十分可能です。
生活費は都市部を中心に決して安くありませんが、高賃金でカバーできる水準です。シドニーを例にとると、シェアハウスの家賃は週200~300AUD、食費は週100~150AUD程度が一般的と言われています。公共交通機関が発達しているため、交通費は週40~60AUD程度で抑えられることも魅力です。
滞在期間は基本的に1年間ですが、特定の条件を満たせば最長3年まで延長可能です。同一雇用主での就労は6ヶ月までという制限がありますが、これは様々な経験を積むチャンスともいえます。
また、農村部での就労経験を積むことで2年目のビザを取得できる制度もあり、長期的なキャリアプランを立てやすい環境が整っています。
イギリス(初期費用が比較的高い国)
イギリスでワーホリを始めるには、最低でも120万円程度の資金が必要です。ビザ申請料約8万円、往復航空券約20万円、海外旅行保険約15万円に加え、生活準備金として約80万円が必要となります。これは特に都市部の高額な生活費を考慮した金額です。
生活費は地域による差が大きいのが特徴です。ロンドンでは、シェアハウスでも月£600~1,000の家賃が必要で、食費は月£200~300、交通費は月£150~200程度かかります。
一方、マンチェスターやエディンバラなどの地方都市では、ロンドンと比べて20~30%程度生活費を抑えることができます。
しかし、当然ながら仕事の機会は都市部を中心に豊富にあります。伝統的なパブやレストランでは、バーテンダーやウェイターとして働けます。
観光地のカフェではバリスタとして、高級ホテルではハウスキーピングやフロントスタッフとしての仕事があるでしょう。特に観光施設でのツアーガイドや受付は、比較的高収入が期待できると言われています。
また、2024年からは制度が改正され、年間受け入れ枠が6,000人に拡大されます。最長2年間の滞在が可能で、就学・就労期間の制限がないため、語学学校に通いながら仕事を探すことができます。この柔軟な制度により、語学力の向上と就労経験を同時に積むことが可能です。
お金を抑えて渡航する具体的な方法
イギリス、オーストラリアの他にも、カナダなど人気のワーホリ先がありますが、どこに行くにもお金はかかるものです。その中で、支出を抑えることも、お金がない中でワーホリに行くためには重要と言えるでしょう。
まず考えられるのが、渡航費の削減です。航空券費用を大幅に削減するには、渡航時期の選択が重要となり、4月、8月、9月、12月の日本の休暇シーズンや、夏休み、年末年始は航空券が高騰します。
代わりに2月上旬などのローシーズンを狙い、半年前には予約することで、通常価格の半額程度で航空券を入手できる可能性があります。また、直行便ではなく乗り継ぎ便を選択することでさらなる節約が可能です。
この他にも、現地での支出を抑える方法を考えてみましょう。ただし、留学保険や生活費の基本部分は必要以上に削らないことが重要です。予期せぬ事態に備え、最低限の安全は確保する必要があります。
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滞在費用の効率的な削減
滞在費は全体費用の約半分を占める大きな支出です。
以下の方法で大幅な削減が可能です:
• エージェントを介さず、現地の家主と直接契約する
• 一等地を避け、郊外エリアに住む
• 家具付きシェアハウスを選び、家具・家電の購入費用を節約
• 一人部屋にこだわらず、ルームシェアやリビングシェアを活用することで、滞在費を半額程度に抑制可能 -
語学学校費用の最適化
語学学校に通う場合は、以下の方法で費用を抑えられます:
• 通学期間を短縮(3ヶ月から1ヶ月に)
• 長期割引を活用(長期留学で1週間あたりの授業料が割引)
• 学校の割引キャンペーン時期を狙う -
生活費の効率的な管理
• 外食を月3回程度に制限
• 食材の購入は現地のスーパーマーケットを活用
• 公共交通機関の定期券を利用
• 無料の地域イベントやアクティビティを活用
リゾートバイトで効率的に資金を貯める
お金がない中でワーホリに行くために、費用を抑える方法をご紹介してきました。しかし、ワーホリに安心して行くためには、いくら支出を抑えても、50万円〜100万円ほどの金額が手元に必要になるでしょう。
最低限の費用はもちろん、海外の見知らぬ土地で生活をして行くためには、少しでも余裕があった方が良いことも事実です。とはいえ、100万円稼ぐのと、100万円貯金をするのでは大きく意味が異なってきます。
通常100万円稼いでも、家賃や食費などの固定費だけで考えても、手元に残るお金は大きく削られてしまいます。これでは、ワーホリに行くまでに一年以上を費やしてしまうかもしれません。
このような状況を考えると、リゾートバイトは、ワーホリ資金を短期間で貯められる最も効果的な方法と言えます。最大の特徴は、寮費・食費・光熱費が実質0円という点です。月収20万円以上を見込めるため、3ヶ月の勤務で60万円以上の貯金が可能です。
さらに、リゾートバイトには資金面以外にも大きなメリットがあります。特に観光地では外国人観光客との接客機会が多く、働きながら英語力アップができるでしょう。
また、寮生活を通じて海外生活の疑似体験ができ、同じワーホリを目指す仲間との出会いも期待できます。これらの経験は、実際のワーホリ生活で大きな強みとなります。
まとめ
結論として、お金がないままワーホリに行くことは不可能です。そもそも、航空券など事前にかかるお金が無料になることは考えにくいでしょう。
しかし、リゾートバイトを数ヶ月行うことで、初期費用を貯めることが可能です。今、手元にお金がない人でも、3ヶ月後には50万円以上を貯金することは現実的で、半年も働けば100万円単位のお金を手元に残すことができます。
仕事内容は、リゾート地のホテルや旅館での仕事がほとんどで、未経験からでも安心して働くことができるので、お金がない中でワーホリに行きたい方はぜひご検討ください。
この記事書いた人
株式会社グッドマンサービス
マーケティング課 山口
