リゾートバイトを始める前は、地元の千葉県でアルバイトを掛け持ちしながら生計を立てる生活を10年間ほど続けていたという重久さん。数々経験してきたアルバイトの内、誰もが知る有名テーマパークでの仕事は、10年間やりがいを持って続けていたと言います。
そんな生活から、30歳を目前に地元を離れるという大きな決断をした理由はなんだったのでしょうか。
「10年ほど続けていたアルバイトに区切りをつけたことがきっかけで、リゾートバイトを検討し始めました。これまでに一度も行ったことがないところで生活してみたい、新たな出会いなど未知の体験があるかもしれないと思い応募しました」
応募から間も無くして「ホテルニューオータニ大阪」への派遣が決まったという重久さん。10年間勤務したテーマパークが、ホスピタリティの高い現場だったこともあり、ホテルでの仕事には共通点を感じていたそうです。
「売店やレストランスタッフなど、さまざまなポジションを前職で経験していたので、仕事には大きな不安は感じていませんでした。ただ、応募はしてみたものの、仕事の探し方についてはとても不安だったことを覚えています」
リゾートバイト先は、大阪だけでなく京都など関西圏で広く検討していたそうですが、一つに絞ることが難しく感じ、最適な派遣先が見つかるか不安に感じていたそうです。
「リゾートバイトは、寮が完備されているので全国どこでも働くことができます。その分、選択肢が豊富でどこで働くべきか悩んでいました。そんな時に、グッドマンサービスの担当さんが親身になってサポートしてくれたので助かりました。結果的に、ホテルニューオータニ大阪で働けて本当に良かったです」
新たな場所で、新たな出会いを求めている重久さんの希望に合った場所は、リゾートバイトでは無数にあると言っても良いかもしれません。その中で、派遣会社と協力をして満足のいく派遣先を見つけられ、仕事探しは大成功だったそうです。
30歳目前で初めてのリゾートバイトに挑戦! 新たな出会いや経験が得られる充実の日々
重久さん(29歳) 職種:レストランスタッフ 期間:6ヶ月
リゾートバイトは20代のスタッフが最も多いと言われていますが、30代以上のスタッフも多く働いています。20代と比べて様々な経験で勝ることから、30代以上のスタッフは現場でも重宝されています。今回は、30歳を目前に始めてのリゾートバイトに挑戦している重久さんにインタビューを敢行。普通のアルバイト生活との違いや仕事のやりがい、今後の展望についてについてお伺いしてきました。
目次
初めてのリゾートバイト探しは大成功!一度も行ったことがない場所を選択
職場と趣味のダーツで、新たな出会い。
生活費がかからないリゾートバイトのおかげで休日には旅行を計画
無事に派遣先が決まってから、インタビュー時には6ヶ月が経過していました。当初の目的だった新たな出会いはあったのでしょうか。
「規模が大きいホテルなので、社員さんやリゾートバイトスタッフがたくさん働いています。環境的にも出会いは豊富で、たくさんの友達ができました。それに加えて、趣味のダーツを通じて、半年で20人以上の知り合いもできました。すごく楽しい毎日で、新しい土地に来ることを決めてよかったと感じています」
たくさんの仕事仲間に囲まれ、休日は趣味仲間と過ごす日々は、とても充実しているそうです。ただ、趣味にかかる出費は少なくありません。そこでも、リゾートバイトで働いているメリットが活かされていると言います。
「普通のアルバイトをするよりも、生活費がかからないことで助かっています。ダーツを打ちながらお酒を飲むとお金も相応にかかるので、寮費や食費が最低限で済むリゾートバイトはありがたいです。どうしてもお金が足りない時には、前払い制度を使ってやりくりしています」
リゾートバイトは、寮費や水光熱費、食費などが無料または格安で提供されるので、支出が少ないことが特徴です。
また、働いた分を給料日より前に支給してもらえる前払い制度もあるので、手元にお金がない人も安心して過ごすことができます。
時には使いすぎて前払い制度も活用していると言う重久さんですが、リゾートバイトをすることで金銭的な余裕が出てきて、一人旅の計画をしているそうです。
「次の連休に京都のホテルを取っています。大阪はある程度見て回ることができたので、次は近隣の県にも足を伸ばしたいです。こんな計画ができるのも、リゾートバイトだからこそです。以前のアルバイト生活では考えられなかったような生活ができています」
職場は人間関係が抜群。外国人のお客様が多いことで、英語力も格段に向上
金銭的な余裕ができて、充実した日々を送っていると言う重久さん。ホテルニューオータニでの仕事内容はどのようなものでしょうか。
「ホテル内のSATSUKIというレストランのホールで働いています。料理の提供やドリンクサービス、お客様の対応などが主な業務内容です。格式高いホテルで働くことに最初は戸惑いもありましたが、責任感がある仕事にやりがいを感じています」
重久さんが働く、ホテルニューオータニ大阪にある「オールデイダイニング SATSUKI」は、朝食からオープンするオールデイダイニングのレストランです。平日の夜はコース料理、ティータイムにはアラカルトでの提供もしています。
上質な空間と料理で多くの人々を魅了するレストランで働くことは、やりがいに繋がっているそうです。
「元々、ホール経験がありましたが、SATSUKIで働くことで、接客のスキル的にも上がったと思います。職場の雰囲気もとても良く、働きやすい環境が出来上がっているのは、派遣の立場から見てとても安心です。丁寧にご指導頂きながら、フレンドリーにも接してくれる方々ばかりで、学ぶことが多いです」
職場では、社員さんやリゾートバイトスタッフなど、さまざまな人と交流があるそうですが、人間関係はとても良いそうです。ホテルニューオータニ大阪で働くことで、接客スキルが上がったと感じているそうですが、具体的にはどういった面が向上したと感じているのでしょうか。
「一流ホテルで働く上司や先輩方の所作一つをとっても、学ぶことは多くスキルアップにつながると思います。その他にも、ホテルニューオータニ大阪のお客様は外国の方がとても多く、英語でオーダーを取ることができるようになりました。元々、英語が得意な方ではありませんでしたが、半年でかなり上達したと思います」
特にヒアリング力が向上したそうで、今では自信を持ってオーダーを取りに行けるそうです。このように、一流ホテルで働くことは緊張感や責任感などを伴いますが、その分スキルを得ることも可能です。
重久さんのように英語力を身につけることや、一流のホスピタリティを学べる絶好の機会とも言えるでしょう。
リゾートバイトを始めて良かった。
ホテルニューオータニ大阪は、ずっと働き続けたい素敵な職場。
仕事もプライベートも順調な様子が伺える重久さん。今後の人生設計はどのように考えているのでしょうか。
「今は先のことよりも、ホテルニューオータニ大阪で働き続けることを考えています。尊敬する上司から『私が辞めるまでは辞めないでね』という嬉しいお言葉も頂いており、信頼を裏切らないように働きたいです」
リゾートバイトは、数ヶ月ごとに働く場所を変えることも容易です。最初に決めた契約期間を全うすることは求められますが、3ヶ月程度の契約で働き始めることがほとんどで、それ以降は希望次第となります。
「自由気ままに働けることは、リゾートバイトのメリットだと思います。私にもその権利がありますし、自由を失ったわけではありません。しかし、ここで働き続けることが、今の私の幸せだと感じています」
確かに自由に働けることは、リゾートバイトのメリットと言えますが、しっかりとした働きぶりが評価されているからこそ、働き続けるという選択肢があります。仕事に向き合っていない人は、期間満了後も働き続けてほしいとは思われないでしょう。
リゾートバイトを始めて半年、濃密な時間を過ごしてきたことが伺える重久さん。最後に、これからリゾートバイトを始めてみようと考えている人にメッセージを頂きました。
「いろいろな土地に、いろいろな出会いがあり、楽しみが待っていると思います。私は、リゾートバイトで尊敬する上司や仲間に出会い、新たな趣味を見つけることもできました。皆さんも、リゾートバイトで充実した毎日を体感してもらえたらと思います」